新型コロナ、いつからだっけ(個人的な記録)

週一日の出勤日以外は、食料品をスーパーに買いに行くのと、犬の散歩くらいしか出かけていないのだけど、振り返ってみると、これっていつからだっけ。

そんなことはニュースを遡ればわかると思うけど、そうではなくて、自分はどうだったのかというのがたったここ三ヶ月のことなのに、どうも思い出せない。

最近、とにかく、記憶があやしい。

 

お正月は実家の父が遊びに来て十日ほど泊まっていった。八十半ばの父とあちこち行ってもなんとも思わなかったので、この時期には私の中には全く警戒感がなかったのだろう。

1/24、25は長浜に鴨鍋を食べに行っている。

ところが、1/26に銀座で友人とランチしたときには、きっちりマスクをしていたし、少し人混みが怖かった。中国からとおぼしき観光の人がこんなにたくさんいるのだなと思った。春節の休みが始まっていた。

1/28に渋谷で歌之助の落語を聴いた。会場ではかなりの人がマスクをしたままだったし、私もマスクをずっとつけていた。隣の人が咳をするのが気になった。

そんなことを言いながら、1/27の仕事帰りに御徒町で四人で飲んでいたりもする。

仕事場では既にかなりうるさくアルコール消毒を徹底しつつあった。

まだ自粛やイベントの中止は起きていなかったように思う。

 

2月になって横浜港のクルーズ船がニュースに取り上げられるようになるが、船という特殊な環境だからなと認識していた。防疫がうまくいくと思っていた。

カルチャーセンターもまだ通常営業。夫の出張も予定通り。2/13には心配性の友だちもまだいっしょに飲んでいた。美容院へも行った。

2/15に花粉症の症状が出始める。今年は早い。

2/26あたりからは授業中もマスクははずさないことになった。だんだん飲食店のお客さんが減ってきた。

まだ恐ろしいというほどには危機感はなかった。手をしっかり洗い、マスクをしていれば防げると思っていた。

豪華客船や屋形船の感染は特殊なケースという認識だった。

3月初めの会社の恒例の飲食を伴う全体会も中止が決まる。

そして2週間の休校が決まる。当然、塾も休み。突然の二週間の休み。