読めばおもしろい本

読めば絶対おもしろいとわかっていて、読んでいない本が何冊かある。
おもしろい本を読まないと、やっていけないような時のためにとってあるのだ。
物語に身を委ねていれば、何もかも忘れるような本。
そういう本の一冊であった『狐笛のかなた』をとうとう読んだ。

狐笛のかなた (新潮文庫)

狐笛のかなた (新潮文庫)

霊狐の野火があわいを駆けるように、一気に読み終わる。
あーあ、読んでしまった。


何年か前、同じ作者の『獣の奏者』を読んだ時には、中学生の私に読ませてやりたいと思った。

獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)

獣の奏者 1闘蛇編 (講談社文庫)