2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

苦手なこと

誰かのためになにかをするということがつくづく苦手だなと思う。だれぞに尽くすなんてとんでもない話だ。 人並みに誰かの喜ぶ顔が見たいなどとたまには考えるのだが、あれこれしているうちに途中でどうでもよくなり、自発的に始めたことなのに「どうして私が…

売れっ子と新人

アルバイトのために石田衣良の本を読んだ。ほんのたまになのだけど、私はマイナーな沿線情報誌に本の紹介文を書いている。主婦のバイトとしてはなかなか効率がよいバイト料をもらえるので大好きなバイト。大好きだけど紹介する本にいろいろ制約がありチョイ…

あなた色になるリップ

「ソニープラザ全店でいま、一番売れてる商品!」のPOPに惑わされ、リップグロスを買った。チューブに入った透明なジェルなのだが、唇に塗ってちょっとするとピンクに発色する。この発色が人によって差が出るらしい。そこがつまり「あなた色になる」というゆ…

あれこれ

はてなリングの「ノンジャンル読書者のウェブリング」に参加した。 実ははてなリングってなんのためにある機能か全く理解していなかったのだけど、このリングを作ったnijimuさんの書かれたものを読んでちょっとわかった気がした。 しかし、参加した理由はそ…

十一月十九日

晴天。本日も教室は満杯。盛況である。さて、今回の講評は最近入室なさった方々の初回提出の作品が続いた。 初めて講評してもらった時、私はかなり緊張した。緊張するというのは過剰な自意識のせいともいえるのだが、やはり、いままでほとんど他人の目に触れ…

明治賢人研究会

今回も引き続き『魯庵の明治』の「下谷広小路」の段。 南北戦争の勇者グラント将軍歓迎会やら、「ザンギリのデブの豪放磊落の南画の女先生奥原晴湖」に木戸孝允が潤筆料二百円を支払った話などをゆるゆる読み進む。 新参者なのでよくわからないが、次回でこ…

非恋愛

その男は決して妻の悪口を言わなかった。それは長い間大変好ましいことに思えていたのだが、ふと、悪口を言わないのは、単に妻を一人の人間として認識していないからではないかと思った。そう考えると妻以外の女性に対する彼の姿勢にも合点がいった。家では…

浅倉久志さん 柳下毅一郎さんトークショー

国書刊行会 R・A・ラファティ「宇宙舟歌」刊行記念 「ラファティの魅力を語る」 浅倉久志さん 柳下毅一郎さんトークショー 日時 11月10日 会場 三省堂神田本店 一夜たってもまだ興奮さめやらぬ私である。なにしろ、あの浅倉久志さんにお会いしたのだ。こんな…

恋愛

男性側が相互依存的だと思っている恋愛の多くは相互依存ではない。本当の相互依存の場合、男性は自分が一方的に支えていると思い込んでいることが多い。相互依存だと思ってるときは、たいていが女性に支えられているだけなのだ。そういうときに、余裕がある…

講評の日

先生に提出作品を誉めてもらったので、たいそううれしい。 でも、問題がないわけではない。自分で書いていて自信がなかったものを誉めてもらったのだ。しかも、いろいろひどいのも読まされてきたな、とあがった過去の作品名は、なんと私の自信作だった。 う…

明治賢人研究会

明治賢人研究会にまぜてもらったことが[日常]というカテゴリーに入るのかどうか甚だ疑問だが、さりとて、どんなカテゴリーを作ればいいのか思いつかない。この研究会をどう説明すればいいのか、これまた難しい問題なのだが、とりあえず、いまのところは内田…