苦手なこと

誰かのためになにかをするということがつくづく苦手だなと思う。だれぞに尽くすなんてとんでもない話だ。
人並みに誰かの喜ぶ顔が見たいなどとたまには考えるのだが、あれこれしているうちに途中でどうでもよくなり、自発的に始めたことなのに「どうして私がこんなことしなくちゃいけないのよ」と不満顔になる。あんまりだろうと苦笑いしてみるが立腹している自分はどうしようもない。

期待されるのも苦手だ。期待されると気負ってしまって失敗する。それならば誰かに期待するのが良いかというと、これまた苦手だ。期待するくらいなら期待されるほうがましだ。期待して結果を待っているより、自分が期待されて当たって砕ける方が話が早くてなんぼかよい。

ほとほと自分しかこの世にいない性分なのだと思う。

これ創作じゃなくて自分のこと書いただけの気がする。いや、気がするじゃなくてまさにそうだ。