創作メモ
「創作メモ」……こんなカテゴリー作ったことすら忘れていた。 せっかく思い出したのでメモしておこう。 どうして人は、いちばん大切なものを手にいれることを、何かの後回しにすることがあるんだろう。 運がよければ、後回しにしても手に入るかもしれないけど…
「ボクはキミを守る」とわざわざ宣言したがる人に限って、たいてい自らが相手を傷つけるようなことをするのは、なぜなんだろう。 そういう人にとっては、「守る」ということが「尊重する」ということではなく、「支配下に置く」という意味合いに近いからだろ…
今までこの男のどんな情けない姿も女にとっては愛おしいものだったが、今回だけは少々違っていた。 いい年をして社交場で女子供に芸のない下ネタをねだられている男に愛おしさは感じられなかった。男はその社交場で人気者なのだそうだ。下ネタがいやなのじゃ…
誰かのためになにかをするということがつくづく苦手だなと思う。だれぞに尽くすなんてとんでもない話だ。 人並みに誰かの喜ぶ顔が見たいなどとたまには考えるのだが、あれこれしているうちに途中でどうでもよくなり、自発的に始めたことなのに「どうして私が…
その男は決して妻の悪口を言わなかった。それは長い間大変好ましいことに思えていたのだが、ふと、悪口を言わないのは、単に妻を一人の人間として認識していないからではないかと思った。そう考えると妻以外の女性に対する彼の姿勢にも合点がいった。家では…
男性側が相互依存的だと思っている恋愛の多くは相互依存ではない。本当の相互依存の場合、男性は自分が一方的に支えていると思い込んでいることが多い。相互依存だと思ってるときは、たいていが女性に支えられているだけなのだ。そういうときに、余裕がある…
この日記の創作というカテゴリーは、いつか、創作に使うかもしれないネタを、とりあえず、断片的に書いておこう、という程度の意味で、当然創作や習作にはなっていません。覚書きかな。 この日記を読んでくださる方がだんだん増えてきたようなので、とりあえ…
明日が応募の締め切りだというのに、軟弱な短編恋愛小説をいまごろまだつつきまわしながら、グレッグ・イーガンの『ディアスポラ』を読んでいると、なんだかもう絶望という名にも値しないグダグダの感情が勢いもなくグジュグジュとまわりを取り囲む。『ディ…