2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧
一日のうちに続けざまに「大きさ」で驚くことがあった。どちらも写真などで昔からよく知ってるはずのものだったのだが、本物を見たことがなく、実物を前に大きさに驚いたのだ。一つは、高村光雲の「老猿」大きい。こんなに大きなものだったのか。スケールに…
こんなことは自分のノートにこっそり書きつけるべきことなのだろう。でも、世界中にむかって書きたい。わがままは言ってはいけない。理屈の通らないことは言ってはいけない。誰かを困らせるようなことしちゃいけない。感情をあらわにしてはいけない。理性的…
「波瀾の恋の運命と、戦後思想史をめぐる謀略」 〜注目の新鋭が挑む、本格ロマンの復権!〜(amazon)灰色の瞳 佐川光晴 講談社の帯のうたい文句である。学問も愛もきれいな気持ちで取り組まないとだめなんだ、というお話です。それを本格ロマンとよぶのかもし…
いかん、いかん。見れば物欲が刺激されてろくなことにならない悪魔の雑誌「STORY」光文社 を読みふけってるうちにこんな時間になってしまった。ミーハーで俗悪な私は三ヶ月に一度はこの雑誌を購入してしまう。そして、涌き上がる物欲に苦しめられるのだ…
いまが、タイではドリアンの旬だ。30歳を過ぎてちょっとした頃、ものすごく大胆な水着を会社の上司からプレゼントされた。こう書くと、なにかうさんくさいセクハラめいた感じがするが、実際にはそういうことではなく、彼の善意と感謝の気持ちと卓越した美…
プーケットはきっと日本人観光客でいっぱいに違いないなんて思っていたが、見識不足だった。日本人だと思ってもしゃべり始めると韓国か台湾人。一番多いのはヨーロッパの白人。イスラムとインドとトルコの人もたくさん。ちょびっとアメリカ人。むやみやたら…
17日から今日までタイ旅行に行ってました。プーケットとバンコク。(これについてはまたのちほど)それで帰ってきて成田で携帯の電源入れたら、「大事件! 青山ブックセンターが突然破産して閉店だ!」と盟友からメールが入ってました。えええええ〜っ。今…
四日の日記に「ラストタンゴ・イン・パリ」について書いたら、Nやんからメールがきた。Nやんは博学の紳士。しかも、よくある広く浅くではなく、ところどころがものすごく深い人で、私など何度その深みにずぶずぶとはまってしまっていることか。彼からのメー…
バーゲンの季節だ。と、こう書いただけでもう、なんだかいやーな気になる。息苦しいような、胸が詰まるような、恥ずかしいような、情けないような。布団をかぶって叫びたいような。本来、必要なものをバーゲンになるのを待って半額で買うというのは節約であ…
マ−ロン・ブランドさん死去肺機能不全のためロサンゼルスの病院で死去した。八十歳だった。(7/3 読売新聞)ゴッドファーザーでも波止場でも地獄の黙示録でもない。私にとっては「ラストタンゴ・イン・パリ」のマーロン・ブランドだ。「固有名詞を言うな」と…