タングステンおじさん byシジジイ

聖夜のうちに日記書こうと思ったのに、気がつけばもう25日。
私の周りの文系男子はなぜか量子力学好きが多い。割り算もまともにできないのに、シュレディンガーの猫について語りたがる。彼らの形而上的解釈に、量子力学は哲学ではないと力説しても聞いてはもらえない。まあ、大体、力説する側が量子力学について語るには学力不足甚だしいのだから仕方ないといえば仕方ないのだが。
そんなわけで、オリヴァー・サックスの「タングステンおじさん」をさきほどネット注文した。書評によれば、この本の中で主人公は、古典的に説明不能量子力学に愛想をつかして、化学への興味を失っていくらしい。それが普通だと思う。