こわい話 追記2 byシジジイ

弟の身におきた「こわい話」は、遠方に住む姉の私にとっては、こわい、こわいといいながら、おもろい話でしかないのだが、一緒に住んでいたらそんなこともいってられないだろうなぁ。

弟のお嫁さんから電話があった。
「ちょっと聞いてくださいよぉ、おねえさん」

弟には今度三年生になる男の子がいて三人暮らし。
義妹もこわがりなので、弟の「こわい話」を聞いても極力リアルには想像しないよう、深く考えないようにしていたらしいのだが、この男の子が父親の脚をこわごわ触りながら核心をついた。
「じゃあ、今、この部屋にはぁ、ぼくとおとうさんとおかあさんと・・・幽霊がいるってこと?」
キャー、キャー、キャー。

義妹曰く、
「会社行く時は、必ず連れていって欲しいですよねぇ。これがほんとの同伴出勤ですよぉ」
明るい義妹が私は好きだ。