夢 byシジジイ

昨晩見た夢。

父と母と、他にも何人かの大人や子供達と夜道を歩いている。ちょうど、食事にでも出かけた帰り道のような様子。
夢の中で自分はもう大人であったような気もするのだが、若いようでもあった。ずいぶん小さな子供の手をひいている。
両親に続いて大きな通りを渡ろうとしたとき、私だけ後ろから強い力でひっぱられて前へ進めず、もう信号が変わってしまいそうだ。せめてこの子だけでもと思い、勢いをつけてからつないだ手を離して子供だけを渡らせようとするが、手が離れず逆に勢いよく子供と共に道のこちら側に戻ってしまう。

その時に、私をひっぱる者の顔をはっきりとみた。黄土色の顔をした男だった。私の手がしっかりとその男につかまれている。
道の向こう側を私に気づかず父達が歩いている。
何度も何度もお父さーん、お父さーん、と叫ぶが大きな声が出ない。
声が出たと思った瞬間、目が覚めた。

目が覚めても男が見ているような気がして恐ろしく、連れていかれたくないと思った。
このタイプの夢はよく見るが、昨夜の夢はなにか意味があるような気がしていつまでもひっかかる。


さて、レンアイの話になると無口になる私である。口を開けば人非人なことを言いそうになる。辛いレンアイと人はよく言うけれど、勉強や仕事ほど辛いレンアイがあるんだろうか。辛い辛いといいながらやめられないレンアイってなんなんだろう。やっぱ、それは楽しいんだろう。辛いレンアイなんて実はないのである。
辛いのは欲が満たされないからで、そこに愛の崇高さ、なんてものはあんまり関係ないんじゃないか?
命を投げ出してもいい、と言う人がたまにいるが、じゃあ、聞くが、数?までマスターしたら愛してあげる、といわれたら苦手な数学を毎日こつこつ勉強できるのか?
死ぬ気なんなら、数学の勉強毎日続けるくらいなんでもないだろう。どうだ、できるのか?!
もはや、屁理屈である。わかっているのである。
私はレンアイは苦手だ。