男性作家

先日のT教室の授業後にお茶を飲みながら、男性臭のする文体の作家という話になって、それは、村上春樹池澤夏樹と対極を為すものだろうというあたりから始まって、同年輩の女性二人で話をしていたのだが、その話へ男性二人が加わって、それは大藪春彦とか大沢在昌だろうと、いとも簡単に言ってのけた。でも、それはハードボイルドではあるかもしれないが、ちょっと私の言うところの、男性臭とは違う気がする。


最近読んだ男性作家。

赤目四十八瀧心中未遂

赤目四十八瀧心中未遂

ずいぶん前に読んで、その時も衝撃を受けたのだが、これほどすごかったかな、とあらためて衝撃を受けた。読み返してよかった。



半島 (文春文庫)

半島 (文春文庫)

いつ読んでも、なにを読んでも、この作家の豊かで的確な言葉には、自分など何を書く意味もないのではないかと思わされてしまう。もう、やめよっかな、と思うのだが、こんな作家と自分のことを同時に考えるのが大間違いだと思いなおす。しかし、この作品の最後はこれでいいのだろうか。



蛇淫 (講談社文芸文庫)

蛇淫 (講談社文芸文庫)

文芸文庫から出ているの知らずに、古本屋で角川版を買って、なかなか読まずにいたのだが、やっと読んだ。昭和50年、51年に文藝、文学界、群像などに掲載された短編が6編入っている。


ちょっと読みたいものがあって、立ち読みする気力がなく、小説新潮小説すばるの11月号を買った。どうして小説を文芸誌で読むと疲れるのか。