新潮社 R‐18文学賞 一次選考

第七回 R‐18文学賞の一次選考の結果が昨日発表になった。

一人三作まで応募できるので、私は二作応募したのだけど、うれしいことに二つとも一次通過した。


前回、文学界新人賞の一次を通過したとき、こんなに一次通過ってうれしいものかと思ったのだけど、今回もやっぱり、踊りたいほどうれしい。それに、前回はなにも考えずに書いた作品を、先生に、どこかに出してみたらどうか、と言っていただいて応募したので、欲も期待もあまりなかったし、多分に恐いもの知らずのところもあったのだが、今回はこの賞に応募するために、意識的に賞に合わせた内容のものを四苦八苦しながら書いたので、一次落ちると、おまえは全然ダメ、と宣言されるような気がして恐かった。どきどきしながら発表を待っていたのだが、これで晴々と新年を迎えることができる。

先月の末の同期会で、「小説書いてます」などと素っ頓狂な近況報告をした私に、がんばって! と言ってくれた24Kのみんな、ありがとう。あれ、けっこう、うれしかったです。