寒い間にしたことといえば、『フューリー』観たり、岡崎京子展行ったり、『アメリカン・スナイパー』観たり。
他にも展覧会は行っているのだが、じゃあ、なにがよかったかと問われるとよくわからなくなる。
三井記念美術館の「東山御物の美」が印象に残っている。


昨年十月に応募した新潮社のR-18文学賞
前回は二作が一次通過したものの、そこまで。
今回は、二作応募して、一つは一次も通過しなかったが、一次で残った方が、二次通過した。
もう一生、一次通過止まりかとあきらめていたので、二次通過の20作品に残ったのはたいへんうれしかった。
でも、これが私の小説の頂点かもと、早くも思い始めている。
年を取ると、苦しいこともうれしいことも長続きしないものだ。


ラッキーなことも起きた。
イースト・プレスから出ていた『嘘みたいな本当の話』が、三月に文春文庫になった。
内田百輭に似たおじいさんの話が載っている。
自分の書いたものが、短いとはいえ文庫に収録されるというのはびっくりするような幸運だ。
しかし、これまた、神様が最後にくれたプレゼントかななどと思ってしまう。