植田正治@東京都写真美術館

これが私の今年最後の美術展。今年はいろいろ見逃したものも多い上に、ちっとも感想残していない。


東京都写真美術館開館10周年記念特別企画展 植田正治:写真の作法
「僕たちはいつも植田正治が必要なんだ」

前から好きな写真家だが、まとまってオリジナルプリントを見るのは初めて。
オリジナルプリントのきれいなこと! 
植田正治といえば、砂丘シリーズが有名で、勿論私の入り口もそこであったのだけど、今回はそれ以前の十代から二十代にかけての写真を年代を追って見る事ができ、才能あふれる少年の写真が、才能あふれる大人の写真へと変わっていく瞬間をはっきりと見ることができる。


この展覧会のカタログ代わりに売られていた「植田正治写真集:吹き抜ける風」はオリジナル特色《UEDAグレー》を使用した始めての写真集だそうだ。

植田正治写真集:吹き抜ける風

植田正治写真集:吹き抜ける風